👥 人口から見た日本 まとめ

1️⃣ 世界の人口

• 🌍 世界の人口は約【76億人】（2018年時点）
• 【発展途上国】…アフリカ・アジア・南アメリカなど
  → 【出生率高】＋【死亡率低下】＝📈人口爆発
• 【先進国】…日本・ヨーロッパ・アメリカなど
  → 【出生率低】＋【死亡率低】＝📉少子高齢化

区分	発展途上国（アフリカ・南アジアなど）	先進国（日本・欧米など）
出生率	高い	低い
死亡率	下がってきた	もともと低い
人口の変化	急増（人口爆発）	減少または横ばい
問題	食料・教育・医療が足りない	少子高齢化・労働力不足

🔢 人口密度とは？

• 式：人口 ÷ 面積
• 【人口密度が高い】→ アジアの稲作地域／米欧の都市・工業地域
• 【人口密度が低い】→ 砂漠・ツンドラなどの自然環境が厳しい場所

2️⃣ 日本の人口

🧮 総人口と推移

• 人口：約【1億2700万人】（2015年）
• 【1945年】戦後→👶 ベビーブーム
• 【1980年代】→👴 高齢化スタート
• 【現在】→👶 出生率低下＋👵 高齢者増加＝少子高齢化
• 【2010年以降】→ついに【総人口が減少】へ

🧓 年齢別人口

• 【年少人口】：14歳以下
• 【生産年齢人口】：15〜64歳
• 【老年人口】：65歳以上
  👉 年少＋老年＝👨‍👩‍👧‍👦「従属人口」とも呼ぶ

3️⃣ 都市の人口問題

🚗 過密の問題

• 約【5割】が【三大都市圏（東京・大阪・名古屋）】に集中
• 原因：1960年代の【高度経済成長】→人口が都市へ集中
• 問題：住宅難／交通渋滞／ゴミ／地価高騰／大気汚染など

🏘 ドーナツ化・都心回帰

• 【ニュータウン】を郊外に建設し、人口分散
• 【ドーナツ化現象】：中心部の人口減、郊外増
• 【都心回帰現象】：再び中心部へ（例：湾岸部のタワマン）

🏙 地方都市と中心都市

• 【地方中枢都市】：札幌・仙台・広島・福岡など（地方の拠点都市）
• 【政令指定都市】：大都市に都道府県の一部権限を委譲

4️⃣ 昼と夜の人口比

• 【昼夜間人口比率】＝昼間人口 ÷ 夜間人口 ×100
• 都市中心部：昼に人口が集中→【100以上】
• 郊外：昼は減る→【100未満】
• 原因：通勤・通学で移動があるから

地域	昼夜間人口比率の特徴	理由
都心（千代田区など）	100を大きく超える（例：1000以上）	通勤・通学で昼間に人が集まる
郊外（多摩市など）	100を下回る	住んでいる人が都心に通うため昼間は減る

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5️⃣ 過疎と人口分布

• 【過疎】：離島・山間部・農漁村などで著しい人口減少
• 問題：地域社会の維持が難しくなる
• 【人口ランキング】（都道府県別）
  1位：東京都／2位：神奈川県／3位：大阪府／47位：鳥取県

項目	過密地域（都市部）	過疎地域（山間・離島など）
主な場所	三大都市圏（東京・大阪・名古屋）	山間部・離島・農漁村
原因	高度経済成長で人が集中	若者が都市へ出ていく
問題	渋滞・ゴミ・大気汚染・住宅不足	学校や病院がなくなる／農業・漁業ができない

6️⃣ 人口ピラミッド

年齢別人口を男女別に表したグラフ
🧊 横軸：人口／縦軸：年齢

形の名前	年少人口	老年人口	日本の例	世界の例
🗻 富士山型	多い	少ない	昔	発展途上国
🔔 つりがね型	普通	普通	1990年頃	成長が止まりつつある国
🏺 つぼ型	少ない	多い	現在	先進国

形の名前	特徴	例
🗻 富士山型	若者が多く高齢者が少ない → 急成長	昔の日本／今の発展途上国
🔔 つりがね型	各年代がバランスよく → 安定した社会	1990年代の日本／安定した新興国
🏺 つぼ型	高齢者が多く若者が少ない → 少子高齢化社会	現在の日本／ドイツ・イタリアなどの先進国