🚚 日本の運輸・貿易・交通・通信まとめ

1. 🚢 運輸

📦 輸送手段の特徴

輸送手段	主に運ぶ物	利点	欠点
海上輸送	大型の原材料や工業製品（自動車・石油など）	大量・安価	遅い
航空輸送	軽量・高価・鮮度が重要なもの（電子部品・生鮮品など）	速い	運賃が高い
鉄道輸送	人や物を陸上で大量に運ぶ（中〜長距離）	定時・環境にやさしい	融通が利きにくい
自動車輸送	国内のほとんどの物資・人（短〜中距離）	小回り・速さ	渋滞・環境負荷

🚗 国内輸送の変化

時代	主な手段	特徴・背景
昔	鉄道中心	鉄道網の整備が進んだ時代
現在	自動車中心	高速道路の整備、自動車の普及、柔軟な輸送が可能に
未来？	自動運転・ドローン	AI技術などの進展で、新たな輸送手段の発展が期待されている

2. 🌐 貿易

用語	意味・説明
輸出	日本 → 海外へモノを売る
輸入	海外 → 日本へモノを買う
貿易黒字	輸出額 ＞ 輸入額
貿易赤字	輸出額 ＜ 輸入額
貿易摩擦	輸出入のバランスの悪化で生じる対立（例：1980年代の日米）
WTO	貿易のルールを定める国際機関（自由で公平な貿易を目指す）

📈 輸出・輸入額（2020年代）

• 輸出額1位：中国（約2.5兆ドル）
• 輸入額1位：アメリカ（約2.5兆ドル）

📊 貿易の用語

• 貿易黒字：輸出額＞輸入額
• 貿易赤字：輸出額＜輸入額
• 貿易摩擦：収支の偏りによる問題（1980年代：日本の輸出超過）
• 世界貿易機関（WTO）：国際的な貿易ルールを定める機関

🚢 貿易港と扱い品目

港名	主な取扱品目	特徴
名古屋港	自動車・自動車部品など	輸出品が多い
千葉港	石油化学製品・原材料	工業原料の輸入が多い
東京港	食料品・雑貨など	輸入品中心

🧭 日本の主な貿易相手国

• 輸出入ともに：1位中国、2位アメリカ
• 資源輸入国：オーストラリア（石炭）・サウジアラビア（石油）

順位	輸出先／輸入先	主な内容
1位	中国	機械・部品など
2位	アメリカ	自動車・電機製品など
その他	オーストラリア（石炭）／サウジアラビア（石油）	天然資源の輸入国として重要

3. 🚅 交通・通信

🚄 高速交通網

• 新幹線：1964年開業（東海道）
• 高速道路：1960年代から整備 → 内陸型工業地域の発展に影響

🛫 空港と役割

種別	内容・特徴
新幹線	1964年：東海道新幹線開業→主要都市を高速で結ぶ
高速道路	1960年代〜全国で整備→人とモノの移動をスムーズに
成田空港	国際線の拠点（千葉県）
羽田空港	国内線中心→近年は国際線も増加
関西空港	海上空港／24時間対応／国際ハブ機能を持つ（大阪湾）

🌐 通信網と情報化社会

• 情報通信技術（ICT）：情報化社会を支える
• 通信手段：海底ケーブル・光ファイバー・人工衛星
• スマートフォンの普及で生活が便利に
• 課題：通信設備の格差による情報格差の問題

内容	説明
ICT（情報通信技術）	情報を高速・大量に処理・通信する技術
通信手段	光ファイバー・海底ケーブル・人工衛星など
スマート社会	SNS・動画・電子決済など生活のIT化
課題：情報格差	地域や年齢でICT環境に差があると、教育・仕事に影響が出る可能性がある