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🔋 資源とエネルギー まとめプリント(中学地理)

目次

1️⃣ 世界の鉱産資源とエネルギー

🌍 鉱産資源の分布

  • 原油(石油)
    → 中心は 西アジア(ペルシャ湾・カスピ海沿岸)
    → 世界の埋蔵量の約3分の2
  • 石炭
    広い地域で産出(アメリカ東部・中国東北部・オーストラリア東部など)
  • 鉄鉱石
    ブラジル・オーストラリア西部・中国東北部・五大湖周辺に多い
  • 🧪 産出地にかたよりのある鉱産資源
    • ボーキサイト:アルミニウムの原料
    • ウラン:原子力発電の燃料
    • すず
    • レアメタル:スマホなどにも使われる、超重要な金属!
資源名主な産出地域用途など
原油(石油)西アジア(サウジアラビア・イランなど)ガソリン・プラスチックなど
石炭中国・インド・アメリカ・オーストラリア火力発電、鉄鋼業
鉄鉱石オーストラリア・ブラジル・中国鉄・鋼の原料
ボーキサイトオーストラリア・ジャマイカアルミニウムの原料
ウランカナダ・オーストラリア・カザフスタン原子力発電の燃料
レアメタル中国・南アメリカ・アフリカ各国などスマホ・電気自動車などの先端機器

🔥 化石燃料と環境問題

  • 化石燃料
    → 原油・石炭・天然ガスなど
    動植物の死が長い年月で変化したもの
  • ⚠ 燃やすと…
    温室効果ガス(二酸化炭素など)が発生
    地球温暖化の原因に!

🧪 新たな資源

  • シェールガス:アメリカ南東部で採れる天然ガス
  • メタンハイドレート:日本近海でも採れる、メタンを含む氷のかたまり

2️⃣ 日本の資源輸入

  • 原油 → 西アジア
  • 鉄鉱石 → オーストラリア・ブラジル
  • 石炭 → オーストラリア・インドネシア
  • 天然ガス → 東南アジアの国々
遠山先生

⛴ 日本は資源が少ない国だから、輸入にめちゃくちゃ頼ってる!

3️⃣ 世界と日本の電力事情

🔌 発電の種類と主な国

発電方法主な国・特徴
水力発電カナダ・ブラジル(水資源豊富)
火力発電世界中で主力/化石燃料使用
原子力発電フランスなど/ウラン使用
再生可能エネルギー世界中で開発中!

🇯🇵 日本の発電施設

① 水力発電所

  • 方法:ダムにためた水の落差を使う
  • 場所:山間部
  • 🌱 クリーンだけど天候に左右される

② 火力発電所

  • 方法:化石燃料(石油・石炭・天然ガス)
  • 場所:大都市近くの海岸沿い(輸入に便利)
  • 利点:発電量の調整がしやすい
  • 欠点:温室効果ガス → 地球温暖化の原因

③ 原子力発電所

  • 方法:ウランなどを使う
  • 場所:海岸沿い(冷却水が必要)
  • 利点:CO₂を出さず効率的
  • 欠点:放射性廃棄物の処理が課題

🌿 再生可能エネルギー(エコエネルギー)

  • 🌋 地熱発電:火山帯の近く、特に九州に多い
  • 🌬 風力発電海岸沿いで風車を設置
  • 太陽光発電:家庭用も増えてきた
  • 🍃 バイオマス発電:生ごみや植物から電気を作る!
  • 🌱 バイオ燃料:さとうきびなどが原料
遠山先生

🔁 資源が枯渇しにくく、環境にもやさしいけど…
⚠️ 安定供給が難しいというデメリットもある

項目化石燃料(石油・石炭など)再生可能エネルギー
枯渇の可能性ある(限界あり)ほぼない(自然に再生)
CO₂の排出多い少ない(地球にやさしい)
安定供給比較的安定天候などに左右される
設備コスト低〜中初期費用は高いが維持費は安いこともある
日本での普及状況主力(火力が中心)増加中(政府が推進中)
発電方法エネルギー源特徴(メリット・デメリット)立地の特徴
火力発電石油・石炭・天然ガス安定供給/CO₂が出る→温暖化海岸沿い・都市部に多い
水力発電河川の水の力再生可能・天候に左右/発電量が限られる山地・ダム近く
原子力発電ウラン効率良・CO₂出ない/放射性廃棄物の問題・事故リスクあり海沿いに多い
太陽光発電太陽の光再生可能・CO₂出ない/天気に左右される家庭やビルの屋根など
風力発電クリーン/風が必要・騒音問題海岸・山地など
地熱発電地下の熱火山地帯で有利/設備費高め九州など
バイオマス発電植物や生ごみごみが電気に変わる!/供給安定性に課題農村部・都市郊外など

✅ まとめポイント

  • 資源は偏って分布している!→ 日本は輸入に頼る
  • 化石燃料は便利だが、温暖化の原因にも
  • 再生可能エネルギーは持続可能な社会のカギ
用語意味・ポイント
化石燃料長い年月をかけて動植物の死骸が変化したもの(例:石油・石炭)
レアメタルスマホ・バッテリー・電子機器に欠かせない希少金属
再生可能エネルギー自然から繰り返し得られる、環境にやさしいエネルギー
シェールガス地層に含まれる新しい天然ガス(アメリカ中心)
メタンハイドレート海底の氷状資源、日本近海にもあり、将来のエネルギー源として注目される
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