目次
▶️ 1. 産業の分類
- 【第一次産業】:自然を直接利用する。
- 農林水産業
- 【第二次産業】:原料を加工
- 銭工業、建設業
- 【第三次産業】:商業、流通、情報、サービス業
分類 | 内容 | 具体例 | 課題・特徴 |
---|---|---|---|
第一次産業 | 自然から直接得る | 農業・林業・水産業 | 高齢化/担い手不足/輸入品との競合 |
第二次産業 | 原料を加工・製造 | 工業・建設業 | 海外移転/ICT化の進展 |
第三次産業 | モノ以外のサービスを提供 | 商業・運輸・観光・情報通信など | 日本の就業者の7割以上が従事 |

📌 日本は今、第三次産業の割合が高い(70%以上!)
▶️ 2. 日本の農林水産業
農業の特徴
- 農業人口の減少、後続者不足
- 高齢化が進む
- 海外産の農産物との価格競争
- 機械化、品質量の向上
農業の分野
- 種族改良や訓練で「面積当たり収穫量」は多い
- 石川、北海道、新潟などは米作地帯
- 園色農業:地域を生かして野菜、果物を製造
- 促成栽培:ビニールハウスで出荷時期を早める
- 抑制栽培:冬季を生かして出荷を遅らせる
果樹、畜産
農業の種類 | 特徴 | 地域例 |
---|---|---|
稲作(米) | 面積あたり収量が多い/機械化・改良進む | 北海道・新潟・石川など |
園芸農業 | 野菜・果物中心、都市近郊や温暖な地域で行う | 千葉・徳島・長野など |
促成栽培 | 出荷時期を早める(ハウス栽培) | 宮崎のピーマンなど |
抑制栽培 | 出荷時期を遅らせる(涼しい地域) | 長野のレタスなど |
果樹栽培 | 温暖な盆地で栽培される | 青森(りんご)・山梨(ぶどう) |
畜産・酪農 | 牛・豚・鶏→食肉/乳牛→乳製品 | 北海道・鹿児島など |
- 果樹:監境の良い地方(盤地)でりんご、ぶどう、みかん
- 畜産:肉牛、豚、三鳥の食肉産業
- 乳製品:激冷地帯での乳牛の養殖
林業
- 村杖、ヒノキなど
- 安い外国産木材の湧入で、履業従事者減少、高齢化
水産業
- 温流、寒流がぶつかり、艦相が好艦場
- 採る漁業?育てる漁業?
- 養殖業:卵から、育てて、採る
- 培漁業:育てて、放流(さらに成長してから捕る)
漁業の種類 | 特徴 | 例 |
---|---|---|
沖合・沿岸漁業 | 日本近海での漁。好漁場(潮目・大陸棚)が多い | さんま・いわしなど |
養殖漁業 | 卵から育てて出荷 | カキ・マダイなど |
栽培漁業 | 稚魚を育てて放流→成魚を獲って出荷 | サケ・アユなど |
▶️ 3. 日本の工業
工業地域
- 古くから発達:工業地帯
- 新しく発達:工業地域
歴史
- 19c:軽工業
- 20c:重化工業
- 1960年代:太平洋ベルト+鉄鋼,石油化学
- 加工貿易:原料を輸入し、商品を輸出
現代の工業
- 内陸型工業地域:高速道路、空港より近い
- 組み立て型工業:自動車や電気製品
- 軍外生産:安い労働力を求めて東南アジアや中国
- 現代:先端技術産業(ICT)が発達
時代・分類 | 特徴 | 地域例 |
---|---|---|
太平洋ベルト地帯 | 臨海部に重化学工業が集中 | 東京〜名古屋〜大阪〜北九州など |
内陸型工業地域 | 空港・高速道路沿い/輸送便利 | 群馬・長野など |
先端技術産業 | ICT・精密機械・ロボットなどが主力 | つくば(茨城)・浜松など |
▶️ 4. 商業・サービス業
- 【商業】:商品の販売に関わる産業
- 十分な入手速度や、近市場の分析
- 日本の商業地域は「都市部」から「郊外」へ
- 【サービス業】:形のない商品を売る産業
- 食料店,情報通信,観光等
種別 | 内容 | 現代の傾向 |
---|---|---|
商業 | 商品を売買する産業 | 大型店の郊外進出/コンビニ/ネット通販など |
サービス業 | 情報・観光・教育・運輸など形のないサービス提供 | 雇用が最も多い産業分野 |
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